ビッグデータ × AI × 競馬 その3

前回の続き
前回足りなかったもの、それはオッズです。オッズを考慮していませんでした。
ディープインパクトが相対的に強いのが分かっても、オッズ1.0では、100億円投資しても100億円しか返ってきません。
この見落としは致命的です。
では、オッズをどうやって考慮するか?
大変難しい課題です。
強い馬が分かっても、大抵は人気になります。そのオッズが高いのか?低いのか?を判断するのです。どうやって?
1つ、ある仮定をします。
単勝オッズが馬の相対能力を正しく表しているとする。
この仮定のもと、
3連単(1着~3着までを順番通りに当てるもの、馬券の種類はnP3)のオッズは均等に買われているのか?
を調べました。
18頭だと、18P3=18×17×16=4896通りの馬券がありますから、流石にバラツキますね。
3連単の控除率は0.275なので、期待値 0.725 が買われているか買われていないかの閾値になります。
レースにより異なりますが、3連単のオッズと期待値を並べると、期待値は0.5~1.0程度でバラついているようです。たまに1.0を超えるものもポツポツいます。1.0を超える!?
コレです!探していたもの!!
ということで、テンション上がりますね。
さて、検証してみましょう。
過去のレースをピックアップしてみます。
単勝オッズから、3連単オッズがどう評価されているかを出します。
期待値1.0以上のものを買い続けたとします。
10年間続けたとして、、、、
結果はマイナスになりました・・・・・
残念。
プラスになることもありましたよ。超高額配当があった年です。
3連単なので、大穴が当たるかどうかです。
でも、なぜ?マイナスに?
それは、仮定が間違っていたから。3連単だと十分な試行回数とは言えなかったから。
(高額配当が出るかどうかでプラスかマイナスか分かれる)
といったところでしょうか。
単勝オッズで能力を判断するのではなく、過去のレース結果で能力を判断する。
そして、オッズを見て、買われていない馬を買う。
最初に考えた当然のことをすればいいのです。
あれ?どうやる?
誰か、頭のいい人、教えてください。。。。。

ビッグデータ × AI × 競馬 その2

前回の続き
真剣に競馬で儲ける
各レースで相対的に能力の高い馬を探せれば、期待値が1を超えるのでは?
と考えました。
そのためにやったことは下記。
各レースの出馬表から、各馬の過去のレースのタイムを調べる。
タイムを距離で割ると、単位距離あたりのタイムが出るので、それを基準値とする。
ただし、その基準値に係数をかける必要がある。
・距離が長いほど基準値は遅くなる
・馬場が悪いほど基準値は遅くなる
・斤量が重いほど基準値は遅くなる
・その他、騎手、枠順、馬体重、競馬場、馬齢などなど
考慮したくなるパラメーターはすごく多いですね。
例えば、距離。絶対に考慮しなければならないパラメーター。
過去の2000mのレースの全タイムと、3000mのレースの全タイムで基準値の平均を出してみます。
距離が長い方が遅い分を係数として算出すれば良いです。
だがしかし、距離が長いレースの方が、強い馬の出走割合が高いのでは?など疑問が湧きます。
であれば、全距離で出してやればいいですね。そして、Excelで近似曲線を出します。
3600mのレースはステイヤーズステークスくらいですが、特異データとなっても問題無しです。
馬場や斤量などなど、同様に係数を出すことは可能です。が、どれだけ効くかはわかりません。
馬場、枠順くらいは考慮した方がいいかもしれませんね。外枠は内枠に比べて、単純に走る距離が長くなりますから。
ということで、各レースで相対的に強い馬を算出できそうです。
実際にやってみました。
それで馬券を買ってみても、期待値1は超えませんでした。
単純にはいかないもんですねぇ。。。
何が悪かった?
その3に続く

ビッグデータ × AI × 競馬 その1

「外れ馬券も経費」認める 最高裁が初判断
https://www.nikkei.com/article/DGXLASDG10H6P_Q5A310C1000000/

外れ馬券、経費認定 最高裁 課税取り消し確定
https://www.hokkaido-np.co.jp/article/151496

ココ数年でとても画期的な判決が出ました。
最高裁判例が2例も出ましたので、今後はハズレ馬券を経費として認めてもらうことができ、税金は儲け分のみに課税されることになります。
ただし、競馬を楽しんではいけません。投資対象として、機械的に大量に馬券を購入する必要があります。

この判決、大事なのはココまでではありません。

【重要】競馬で数億円稼げている人が、日本に2人以上いる

ことが分かります。2人以上 というのは、見つかっていない人もきっといるだろうからです。

すなわち、
競馬で確実に稼ぐ馬券の買い方・アルゴリズムが存在する(期待値1以上!)
ということが分かります。
対象の裁判では、数年にわたり特定のアルゴリズムで馬券を高額に買い続けたとあります。
単なるラッキーとは違い、確率論的には、十分な数の試行が行われ、期待値は収束していると思われます。

ココまでは、国税、が認めていることになりますね。

ちなみに、今回の対象の裁判では、36億6千万円の投資に対して、1億5500万円の黒字、期待値は1.044だったそうです。
JRA(日本中央競馬会)では、馬券の売り上げに対して、20%程度(馬券の券種による)の控除をしてから配当に回します。
すなわち、完全にランダムにor均等に馬券を買うと、期待値は0.8になるのです。
1.044がどれだけ高いことか分かりますね。

ココまで気づいた人は、期待値1を上回る馬券の買い方を見つけたくなりますね。
私も、いろいろなアルゴリズムを思いつくのですが、はたして1を超えるのだろうか。。。

と思っていたら、JRAの公式サイトに過去の競馬結果が載っているではありませんか!!
http://www.jra.go.jp/datafile/

ココで過去の近年の全レースが見られます。各競走馬の成績も見られます。
競走馬は、基本的に過去の全レース結果が見られるのです!素晴らしい!
ということは、過去の成績・タイムが分かって、統計処理できるわけです。

過去のレース結果から、下記の馬券を買えばいいのです。
・能力が相対的に高い馬
・オッズが能力から見て相対的に高い馬

じゃあ、これをどうやって見つけるんだ?
というのは、次の話にでも。